後編はじまるよ~
よろしくです~
皆様お世話になっております。前回の続きで後編です。
※前編はこちらから

前回に引き続きなるべく細かく作り方を説明させて頂きます。
ミニチュアって完成品を見る事はあっても作る工程ってなかなか見る機会がないと思いますので
このページでは工程から完成までご覧になる事が出来ますので
興味のある方は最後まで見ていってくれれば幸いです🙏
棚を作っていく。

今回はこちらのパーツを使用して棚を作っていきます。
使うパーツ達はこんな感じです。
正直棚ってめちゃくちゃ簡単な部類に入ります

まずは、木そのままだと感じがでないので紙パーツを貼り付けて
化粧板みたいにしていきます。
この紙パーツなんですけど、上下で貼り付けるわけではなく巻く感じなので
ずれが生じやすいです。
側面が丸くなりがちなのでしっかり折り目をつけて四角にしていかなと長さが足りなくなりますのでしっかりやっていきます。

貼り付けたらこんな感じになります。
良く出来たと自分を褒めたいぐらいです。

こちらのパーツはただ、上から貼るだけです。
と、見せかけてよーく見たら微妙に手前側に点線が入っていると思うのですが
手前に折り込んで、正面から見たら化粧板が見える感じになります。
裏面はほぼ見える事がないので、木むき出しでいいんだと思います。

はい、こんな感じです。
このパーツは棚の天板となる部分です。いい感じですね。

合体させるとこんな感じになりました。
ここまでは良かったんですけど、あとは棚をつける所で長考に入りました。
なんせ、棚を付ける位置の指示がないんですよ。
て事で、勢いで付ける事にしました。

勢いで付けて物を置いたらこんな感じになりました。
奇跡的に本の高さがびったしでした。
ここで衝撃の事実が。
たくさん本作ったんですけどね、こうやって本を置くとせっかく作った中身とか表紙が全く見えなくなります。
いったい何のためにあそこまで作らされたんだ?となるかと思いますが
前の記事でも書いたと思いますが、ミニチュアってそういうものです。
ちゃんと作ってる物だと質感が全然違ってくるので、これでいいのだ。
ランプを作る

いきなり完成です。
写真を撮り忘れてしまいましたね。
これランプなんですけど、最終的にLEDで光らせるカバー的なアレです。
ぐるっと巻いている筒状の物なんですけど、光が透ける素材となっています。
そこに、それっぽい紙パーツを巻き付けて上に蓋をして完成しました。
なんか全体的にほんわりしってるな
キャビネットを作る

これらのパーツを合体させてキャビネット?引き出し?を作っていきます。
これはただ、接着剤でくっつけるだけなので、特に苦労した事も頑張った事も特にないですね。

完成品はこんな感じですね。
ここで、気づいたんですけど引き出しとなる部分なんですけど、表裏反対につけてしまいました。
まぁいっか。
次いっちゃいましょう。
一度貼り付けた物を剥がすと塗装まで取れてしまうから大変なのだ
モニターを作る

これを合体させていきます。
いつだか作った、紙パーツと厚紙を合体させたアレです。

まずは、足となる部分を無理やり曲げていきます。
ぐしゃっとなってますが、曲げると嫌でもこんな感じになりますので、これは仕様です。

あとは、くっつけて、ちゃんと立つようになればOKです。
細部を見ると汚いので、遠目で見るのが幸せになれます。
デスクを作っていきます。

こちらのパーツを使ってデスクを作っていきます。
これは、ただくっつけるだけなんですけど、一つ注意しないといけないのが
足が斜めになると、自立すらしてくれなくなりますので、ちゃんと垂直になっているのかだけ気を付けなくてはいけません。

まぁ、こんな感じです。
映えないっすね。見方によってはアート作品にも見えなくもないですね。
ウォールラックを作る

この針金達を使ってウォールラックを作っていったんですけど
難しすぎて、これだけで3時間ぐらい費やしました。
そもそも針金って全然くっついてくれないんですよ。
もう少しで丸めて窓からぶん投げる所でした。

まずは、こんなの作ってみたんですけど、これだけでも全然くっついてくれないので難儀しました。
瞬間接着剤を使ってみましたが、それでもダメで瞬間とは?となりました。

なんとか四角い枠が出来たら、今度は格子状に接着していくんですけど
片方くっつけていると反対側がずれてしまうのです。
そこで、私はこんな天才的な発想でずれないぞ作戦を決行する事にしました。
ちなみに、この針金って寸法が説明書に記載されているのですが、寸法通りにカットしてしまうと、マジてムリゲーになるので、余裕をもってカットするのがおすすめです。
そして、くっついたと思い、赤いテープを外した所
針金が全て取れてしまいました。

そんなこんなで、色々と試行錯誤した結果なんとかここまで、出来たのですが
接着剤だらけで、見栄えが悪すぎるので、やりなおしました。
やり直したのはいいのですが、接着してから飛び出た部分をカットしたので寸法ちょうどになったんですよ。
そうすると、どうなったかと言うと
「あれ、これ接着無理じゃね?」
となったのです。
そこで私はどうしたかというと、最終奥義UVレジンという最後の手段に取り掛かりました

前より汚くなりました。
本当に汚いわね
なぜこうなったのかというとですね
以前接着していたのが汚くて、接着剤ごとすべて取り除いていたんですが
メッキまで一緒に剥がれてしまいました。
泣く泣くこれで妥協する事にしました。

さて、気を取り直して次の作業に移る事にしました。
ウォールラックに飾る系のブツです。
左のパーツに金メッキを施すという作業となります。

まずは、こんな感じにカットしまして
まぁ、ちょっと雑になったのは、針金の影響でしょうか。

包み込みます。
インゴットにも見えなくもないですね。非常に美しいですね。
大きさも1cmという小ささも素晴らしいですね。

お次は草というか、鉢植えを作っていきます。
この草のパーツどうやって切るんじゃと思った方もいるかと思いますが
やるしかないので、頑張りました。

とりあえず、鉢となる部分を作成していきます。
こうやって丸めてくっつけているだけのように感じるかもしれませんが
これがなかなかに難しいんですよ。

写真めっちゃボケてますけど、こんな感じになりました
というか、鉢というか花瓶ですかねこれ?
金色の花瓶なんてなかなか趣味が悪いですね。

草を切ってみましたけど、私の技術ではこんなもんが限界ですね。
下手過ぎて草ってやつですね。

完成図はこちらですが、金のインゴットは接着が難しいのでまた、レジンをつかいました。
鉢植えというか花瓶はとんでもない角度になってますが修復不可です。
直そうとしたら、おそらくインゴットごと取れてしまうでしょう。
貼り付けている絵は10枚ぐらい、絵が用意されていて、適当にチョイスしました。
全部よく分からない絵だったので、どれを選んでもよく分からない事に変わりはないでしょう。
上のフック的なやつは極少サイズの1mmあるかないかってサイズの物ですね。
ラジオを作る

こちらのブツを使ってラジオを作っていきます。基本貼り付けるだけなので
小さい事を除けば楽勝です。

まずは、裏にこの黒い何かを貼り付けていきます。
何かはよくわかりませんが、きっと必要なのでしょう。

表面はこんな感じです。
全然ラジオには見えませんが、これはラジオです。
言われなかったら分からないレベルだとは思いますがね。
椅子を作っていきます

まずは、この型紙に合皮的なやつを被せていきます。
この合皮ってやつもなかなかくっついてくれないランキング上位に入りますね。

被せたらこんな感じになります。
裏を見せればよかったですね。
これじゃ、どんな風にやってるのか伝わらないですね。
裏は、これと同じ大きさの合皮を貼り合わせています。

これは背もたれとなる部分ですね。
大きい方が被せる用で、小さいのが裏から貼り合わせる物となります。

包んだらこんな感じになるので
飛び出している部分はカットして、なるべく平になるようにします。

裏を貼って、合体させたらこんな感じになります。
背もたれの部分はカーブしていて開こうとする力が働くので
しばらく押さえてやっとくっついた感じでした。

最後に足をつけて完成です。
なんかボソボソ。
こんな椅子あっても正直私なら座りたくないですね。
ウサギのクッションを作る

いきなり、包んでいる図です。
うさぎという事でこれは、ウサギの耳を作っている所です。
フェルトっぽい生地を使っているので、すぐにボソボソになってしまいますね。

同じものを2個作って、裏から貼り合わせて
最後にこの白い紙を貼れば、耳の部分は完成です。

お次は本体を作っていきます。
こうやってみるとただの筒ですよね。
これはまだ、切って貼り合わせただけなので、筒状で正解なんです。

接着剤で、片方を閉じていきます。
両端を切って中に織り込んで接着させたらこんな感じになりました。
なんだかもっと上手にできたような気はしています。
これ、意外と難しいんだぜ

中に綿を突っ込んでいきます。
この綿を入れる加減がなかなかに難しかったですね。
入れすぎるとデブになって閉まらなくなるし
少ないとガリガリで貧相な感じになっちゃいますからね。

中肉中背の良い感じのウサギが完成しました。
端の中に織り込む時に、サイドをカットする長さがポイントになりましたね。
特に何センチ切るとかの指示がなかったので適当に切ったら、なんかいい感じになりました。
最後の仕上げ

ここからは作った物をどんどん設置していく
ミニチュアの楽しい瞬間ですね。
まずは壁を設置しました。支える物も何もなく不安でしかないですね。

お次は デスクと棚ですね。
なんかこれで一応壁の支えとなっている感じはします。
お互い支えあって、すばらしい友情がきっと芽生えたでしょう。

あと、ここからLEDがお出ましです。
これに、前作ったランプをかぶせる感じになります。

さぁ、そしてついに完成です!!
なんか、前に作った物達を乗せて貼り付ければ終わりです。
いい感じですね。
これで、ご飯6杯はいけそうです。

別角度からはこんな見え方します。
ミニチュアって色々な角度から楽しめるのがまたいいですよね。

そういえば、ウサギのクッションはここに置かれてます。
こんなクッション椅子にあったら座りづらそうですね。
私だったら3日で使わなくなりそうです。

さぁ、お楽しみのライトをつけると、どんな感じになったかというと
じゃん。光強すぎて何も見えません。
こんなに光量まじでいらなかったですね。

これに、ボタン電池3個使ってるんですけど、1個で十分ですね。
まとめ
・パーツ作成の難易度が高かった。
・小さいミニチュアは難しい
・初心者こそ大きい物を作った方が良いだろう
・光が強すぎて楽しみにしていた光る系だったんだけど残念だった
・接着には接着しやすい物もあればしづらい物もある事を学べた
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回のミニチュアだったんですけど、前にも話したと思うんですけど
小さいからそこまで大変じゃないだろうと思ったんですけど、大間違えでした。
確かに作るパーツの数は少ないのですが、一つ一つの難易度が高めでしたね。
でも、その分出来上がった時の達成感は半端じゃないっす。
出来上がった時はニヤニヤが止まりませんでしたね。
それではまた👋